父が天に帰って、今日で丁度一年経ちました。
5月10日午前0時21分が医師の確認時刻。
でも、
私が、父の最後の息を看取ったのは、
5月9日午後11時54分でした。
医師が来られるまで、一人で父に話し続けました。
天で、イエスさまのとこで、
うちのためにお祈りしとってよ。
うちは、ひとりぼっちになったとやっけんね。
一人ですべてをやらなければならなくて、
感情に浸るすきもありませんでした。
淡々と、死後の処理。
運転できないので、看護師さんに父をお願いして、
タクシーでうちまで往復したり、片付けたり、葬儀屋さんに移送をお願いしたり…
これだけは、みなさん、辛いけど、
愛する方がまだこの身体におられるうちに
葬儀屋さんと
準備しておかないといけないこと。
病院からは、少しでも早くご遺体を出さなければなりません。長くても2時間…
さらに、まる24時間安置する場所がすぐに必要となります。
そのための様々な手続きや作業があります。
万一自宅に移送したら、たった一人では大変なことになります。
教会が動いてくれる人は、何と幸いでしょうか。
一番崩折れそうな身近な人間がそれをやらなければならないのは、酷だし、それを淡々とやった私は、異常な精神状態だったなと今になって思います。
それからの一年は、
私には長く感じます。
まだフラッシュバックします。
また、自分が、こんなに寂しいと感じるなど、
夢にも思っていませんでした。
私は、両親に本当に愛を注がれたんだなとわかります。
年賀欠礼の挨拶状を出したら、
ある方からお花のカードが届いていました。
ずっと待って、
今日飾るため、お花屋さんに行くと、
うちでは使えません。本店でしか使えませんと言われました。
またこの記事のため、
せめて庭の野菜の花の写真でも…とあげようとしさたが、
何度やっても、
なぜか、画像が九十度回転してしまいました。
聖なる父なる神が、
止めなさい。
あなたの父はここにいる。生きている。
なぜ花を飾って彼を偲ぶんだ?
何の記念なのか?
だれのための記念日だ?
だれに見せるんだ?
と言われたかのよう。
私のために、自分で自分を慰めようとしていたな…と気づいたのです。
削除が遅々として進まないブログ。
ここから前は、まさに介護ブログ。
非公開にしようかとも思いましたが、
今介護中の方のため、
最後まで公開しておきます。
今は、母親召天三か月前に到達しました。
老人医療の、
ある終末期医療のドクターから、
この時期から、臨終に向け体が準備を始めると聞きました。
まず色んな事に関心がなくなる。テレビも見なくなる。
なるほど、無理もないなあ…と、
今なら、わかってあげられるのになあ。
posted by JOYJOY at 09:40|
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